バ科学者のノート 2冊目

小説をただひたすらに書いていく

プロローグ


南総の里見家の城が落城しかけた時

八房という犬が敵の首を噛み切り大勝した

そこで、姫にその犬を与えたところ

彼女は八房と共に城を出、祠に住み

八つの霊玉に因縁づけられた「八犬士」を生む

彼らは運命に操られながら

没落した里見家を再興する――


時は現代、場所は日本

この地には108の鬼がいる

かつて封印され続けていた彼らは

とある「きっかけ」により解放された

これは、人間を没落させようとする鬼に立ち向かう

1人の少女と8人の戦士の物語である




南総里美八犬伝