その日、フソウはベンチに腰掛けて空を眺めていた 真夜中ではあるが今日は人を襲う気になれず、ぼーっと時間を過ごしているのである そこに足音が近づいてきた フソウはちらりと横を向いた 「よっ」 「……あなたですか。珍しいですね」 足音の主、ハシモトは…
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