2018-07-05 プロローグ 夏の空と廃工場 #小説 「この星を狙う生命体ども」 「この星が欲しけりゃくれてやる」 「ただし一つ条件がある」 「この星に本来あってはならない」 「七つの生命体を」 「納得させろ」 「己が力をもって」 あの日、宣戦布告したあの日 日本は雨雲を斬り裂いて、雨の予報を打ち消した 雲ひとつない星空の下 その「秘密基地」は、ぽつんとあった 夏の空と廃工場