バ科学者のノート 2冊目

小説をただひたすらに書いていく

プロローグ

「この星を狙う生命体ども」

「この星が欲しけりゃくれてやる」

「ただし一つ条件がある」

「この星に本来あってはならない」

「七つの生命体を」

「納得させろ」

「己が力をもって」



あの日、宣戦布告したあの日
日本は雨雲を斬り裂いて、雨の予報を打ち消した
雲ひとつない星空の下
その「秘密基地」は、ぽつんとあった




夏の空と廃工場