バ科学者のノート 2冊目

小説をただひたすらに書いていく

登場人物まとめ(12/27)

兼森 友弘
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本作連載の主人公
真面目で常識ある軍人だが、突然、変わり者だらけの第4部隊への編入を言い渡される
武器は銃器。拳銃とショットガンを常備している

小早川 悟
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本作単発および番外編の主人公
第4部隊をまとめる隊長。自身も変わり者だと言う
武器は軍刀。特殊能力は有していないようだが、成績は優秀

飯伏 暁乃
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女の子みたいな見た目してるけどガッツリ男
愛のままにわがままに僕は君をぶち壊す系男子。人形を壊すのが最近の一番の楽しみ
言動と性格がちょっとアレなので周りから距離を置かれがち。しかしそんなことは気にしない
破壊衝動を胸のうちに抱え、愛と称して人形を壊すことを最大の悦びとする。というよりおそらく本人は壊すことで人形を真剣に愛しているつもりだと思われる
叔父貴の形見の懐中時計は手放さない。

数屋 野原
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山さん
人形撲滅隊第4部隊所属の19歳
3年前に現れた人形によって家族を皆殺しにされ、それ以来復讐の鬼となった
今はただ人形を殺し続けることだけが生きがいとなっている
武器は大型の人形を素体にした人型の操り人形(本人は「八重」と呼んでいる)
戦闘時以外、人前に出る時はこの八重を脱ぐことはなく、隊員のほとんどがその素顔と本当の声を知らないという(声は八重ごしに話しているためかなりくぐもって低く聞こえる)
かなり短気な性格で口癖は「俺は待たされるのは嫌いだ」
「他の人間との会話なんて復讐に何のメリットもない」と考えており、隊員達との会話も最低限以外はほとんど交わさず、陰気な奴だと考えられている
だが彼の部屋には家族写真が大事そうに飾られており、他者と関わることを心のどこかで求めているのではとも
八重:山さんの武器。身長3mほどの大型の人形を無理やり改造したもので、山さん本人はこの中から傀儡糸を使って操作する
四つん這いで動き、背中には多節に分かれた剣の尻尾が伸びており、サソリの尾のように前方に垂れ下がっているという異様な見た目。八重の頭と尻尾以外はローブで隠されている

水鏡 細雨
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元暗殺者で、その任務の最中に軍の者に拘束された
しかしその力量と礼儀正しさを認められ、特別に第4部隊に参加させてもらっている
一撃で仕留めることにこだわっており、今は人形相手でも応用しようと実践で研究している
武器は入隊以前から愛用している、胴体を貫通する程度の長さを持つレイピア。どこを突けば一撃死させられるかは熟知している
常にベリーショートにしているが、これは髪が自分自身を邪魔するという考えによる
何かを突き刺すというのが好きと言う嗜好を持っているようで、串焼きの料理は特に大好き
逆に固い物(金属やガラスなど)でもないのに突き刺せない物は嫌いらしい

豆生田 剛
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人形撲滅隊第四部隊に所属する青年
兼森とは同い年で、更に同時期に軍人となった同期同士。しかし兼森がまともな部隊に配属していく中、豆生田は初っ端から第四部隊に配属させられたという、誰もが認める根っからの変人
自称「第四部隊の裏ボス」を名乗っており、左遷(?)されてくる軍人みんなに対して「ひゃーっひゃっひゃっひゃ!俺がこの部隊のルールを教えてやる!!」と高らかに笑っている
実際第四部隊の中でも顔が広く、そのユーモアさで人を集める人気者。もしかすると次期部隊長候補かもしれない
気で大雑把な性格。お喋りが大好き
しかし戦場で仲間が一人消えようが構わない、ただ人形を壊すのはめちゃくちゃ楽しい
過去に何かあったというわけでもなく、ただ人形を壊すのが楽しくて今日も大声で笑っている。人間を殺した事もあるというウワサがある
特殊能力は「千里眼」。武器は銃剣。射撃精度は高い

秦狂 零雨
自分が恐怖を感じるような出来事が大好きなで相手がやばければやばいほど嬉々として行こうとする
それがゆえに手に負えなく、第4部隊へと送られた
武器はドス
戦い方はドスを使った我流の喧嘩技飛び道具などを嫌い、常に至近距離で戦うことにこだわる


Code:86
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斜陽会お抱えの一つの「人形」
他の人形とは違い、身体の至る部分に歯車が仕込まれており、それでいて身体の造形は普通の人と見分けが付かぬほど精巧に作られている
他の人形達を「ガラクタ」と称し、自身を「人間」と表現する癖がある
機構:歯車が至る場所に仕込まれているのはアンティーク性と攻撃性を両立した結果らしい。身体に仕込まれた歯車を動かす事により体内に仕込まれた武装が展開され、多重攻撃を可能にする
しかしアンティーク性を活かすために歯車を動かすためのパーツは手動になっている
斜陽会お抱えの人形のため、戦闘力はそれなりに高く、またそれ以上に「人間に見える人形」としても重宝されている
武装は体内に仕込まれた軍刀や砲台など様々で、戦闘時はこれらを切り替えて戦いを繰り広げる
他の人形を嘲笑い、人間に情景を抱いている?

code:3311(愛称:スイ)
斜陽会で生産された水色の髪の人形
無残に殺されていく仲間のために兵士に抗う
人形としては持たなければ良かった「人の心」に興味を持ってしまったため、「憎しみ」や「悲しみ」などといった単純な感情を持つ
感情は持つが「なぜこの戦いが終わらないか」までは考える事ができない。殺されてく仲間のために、何よりも自分が壊されないために戦っている(どちらかというと自衛心が強い)
人の辛そうな顔、痛がる顔などといった表情から感情を読む事もできる
兵士から奪った軍刀が武器