バ科学者のノート 2冊目

小説をただひたすらに書いていく

真苅苺の優雅な一日(その2)

「よっ、桃子」
「桃子ちゃーん! 元気しとったー?」
「佑樹、真苅さん!」
三人は再会を喜びあう

自警団に入っている加原だが、水島の死を切っ掛けに副業としてアイドルをはじめた
自警団にひっかけた、「ポリス系アイドル」である
本人は遣り甲斐を感じているようで、自警団のメンバーも喜んでいるらしい

「いらっしゃい、柿本さん、真苅さん」
奥から二人の人物が出てきた。鬼才と自警団のリーダーである藤塚檸檬である
「よく来てくれたね。ゆっくりしていってほしいな」
「加原、仕事は此方で見ちょくから話でもしてこんね」
「ありがとうございます!」
加原が藤塚に頭を下げたその時、奥から下上が出てきた
「藤塚さん!システムのハッキングが……って、何であんたたちがここにいるの」