2018-05-01 プロローグ ロジックジョーカーF #小説 誰かが私を呼んでいる 私の知ってる人なのだろうか そっと歩いて手を伸ばす しかし、その後ろ手を掴まれる 助けて 逃げようと走るけど、後ろの手は逃してくれない いや、いや 私、もう―― がばっと起き上がる 時間は朝6時。朝日は既に昇っている 「……よかった」 彼女はぽつりとつぶやく 「あっ、朝食用意しなきゃ」 彼女は布団から出ると、普段着に着替えだした